東京オリンピック 着物

私と着物の思い出

この歳になると良く母の着物姿を思い出します。

 

母はいつも父の仕事を手伝い朝から夜まで働いていました。

 

殆どエプロン姿で1日を過ごしていましたが、年に数回は着物を着て出掛ける日もありました。

 

それは孫のお宮参りであったり、親戚の結婚式であったり父と出掛ける仕事関係の集まりであったり主婦にとっては割と大きなイベントでした。

 

子供ながらにお出掛けは着物なんだなと思っていましたが母の歳を追っていくにつれて私は全く着物を着ていない事に気付きました。

 

最近では、両親の葬儀にきたばかりでそれ以外はまさに箪笥の肥しです。

 

しかしいつの日か着物を着て主人と出掛けるのが私の夢でもあります。

 

あの日の母と同じようにいつもと違った着物姿でです。

 

私がお嫁さんに行くまでにと幾つかの着物を準備してもらいましたが、その中でも振袖は 私、長女、そして来年は次女が着る予定です。娘達はそれぞれ好みもあり体格も私より大きくなりましたが、それぞれに似合っています。

 

その姿を見ていると自分の二十歳のころを思い出し懐かしくなります。

 

両親に沢山心配もかけたし何にも親孝行なんてしなかったなと申し訳ない気持です。

 

その頃は母がうたた寝しながら遅い帰りを待っていてくれたものでした。

 

その他の着物もああ、これは、あの時の着物だなと手に取る度懐かしく思い出します。

 

振袖も娘達にとっても懐かしい思い出になってくれると思います。

 

まばゆい娘達の成長に幸せを感じ、それと共に両親の愛情を感じるこの頃です。